君のすきなロックスターみたい

好きなアイドルたちに幸あれと願う

大友に溺れる2020夏。

どうもはじめまして、めり子です。

 

前回のはてブロで重岡くんにハマった経緯を少しばかり書き上げたんですが、先日初めて『溺れるナイフ』の世界を体験したばかりなので勢いのままに。

 

元々ネトフリ民としましては、溺れるナイフは良くおすすめのところに出てくるんです。何となく話は知っていて、何やら「大友はやばい」も幾度となくTLで見かける毎日......。あまり邦画が得意ではなく、今まで見てきた作品も好きなジャニーズが出ていることが前提で選んできていたので「溺れるナイフね〜..... フーン.....」くらいな気持ちで(この時の自分を殴りたい)(早く見なさい)(ボタン押すだけ!)

 

先日、BSの方で『溺れるナイフ』の放送があるとTLで見かけ、これはついに見ろ.....と言うことか!ということで原作も知らないんですが、初めて見た感想を。

 

すいません、大友関係の部分ばかりピックアップしますので悪しからず!

 

冒頭の小松菜奈ちゃん演じる夏芽のモデルとしての撮影シーン、現実の小松菜奈ちゃんとは180度タイプの違うモデルさんみたいでとにかく可愛くて独特な雰囲気で可愛かった。とにかくかわいいし、雰囲気が危うげ。

父親が旅館を継ぐため都会から田舎にやってきた後、初めてコウちゃんと出会うシーン。細くて綺麗な顔に金髪のコウちゃん。もう危うくて少し儚くて、一瞬この世の人なのか分からなくなる空気を纏ってて。あ、夏芽ちゃんはこの人に惹かれるのかと。

 

場面は変わって、夏芽ちゃんが転校してくるシーン。ええ、大友くんの初登場シーンです。まず、設定を知らなかったのでてっきり高校生だと思っていて後々のシーンを見るまで中学生だと思ってなかった。あれ、重岡くんこの時いくつ?ごめんね、青春のときから何年経ってますか?ザ、普通の学生の雰囲気なのに顔がカッコよくて。良い意味で普通。なのにとにかく顔がかっこいい。綺麗。もっと違うところに着目した方が良いんだと思うけど重岡くんの顔がタイプなので顔が好きでここから困った。コウちゃんに注目が行きがちだろうけど、顔がかっこいい。モデルの夏芽ちゃんが転校してきたことで浮き足立つクラスメイトたちの中で、男の子ということもあって普通に接していて、コウちゃんにも臆せず話しかけていくタイプの人なんだなと思ってた。(原作見る限り親友なのかな?)海に入ったコウちゃんにも諭すけどちょっと柔らかくいうんだよね。

 

ここから少し話は進んで。夏芽の家(旅館)に魚を届けにくるシーン。普通のママチャリにクーラーボックス積んで、シャーっと勢いよく走ってきて手振る大友。青春を体現する男の子すぎるでしょ。ニューバランスだっけ、忘れちゃったけど学生が着るようなスポーツブランドのTシャツにタオル首にかけてる姿が普通の男子なんだけど、ニコニコしてて笑顔が眩しくて。「なぁ!なぁ!」って話しかけて「ヌード撮ったんか?」な大友。ワンちゃんを跨ぐところメチャクチャ好き。タタタタタッと玄関に出てきて半分こにできるアイスをヒョイと渡す夏芽とクルクル柱の周りで遊んで。一生、夏芽と「顔が好み(お母さんの)」「エッ?」ってイチャイチャしてて欲しかった。そこには映画の中でも群を抜いて透明感のある何の混じり気もない青春を絵に描いたような空気感が漂ってて。(コウちゃんと夏芽の空気感も青春だけどそれとは違う空気でね)もう夏芽ちゃんはコウちゃんにしか興味ないことは分かってたけど、絶対大友と付き合うと幸せなのにな〜って思ってた。ここの2人の空気感可愛かった。

 

バッティングセンターで先輩たちと遊ぶ大友。案の定、みんなは夏芽ちゃんのこと興味津々でライン聞いてこいだの写真隠し撮りしてこいだの(最低だな)大友は決して夏芽ちゃんと関わりがないわけではないけど、ここで夏芽ちゃんのこと話したりすることは絶対しなくて。そこがまた天性の良い人。夏芽ちゃんのことこういう風に好奇心だけで知ろうとする人たちのこと軽蔑してたのかな。そんな顔してる。「仲良くないんですよ。普通の女子って感じです」これがあのときの大友にできる最大の夏芽を守ることができる言葉なのかも。

 

シーンは物語としてもいろんな人にとっても良くない運命の日になってしまった火祭り。何て言うのかな。民族の化粧みたいなものを施した大友の顔、元々目元がキリッとしていて眉毛も印象的なうえに顔の形も丸っこくなくてエラのあんまりないベース型って言うのかな?だから似合う。顔がカッコよくてひっくり返った。本当に眉毛が印象的だからタオルでガバッと前髪あげてる顔がこんなにも整って見えるのかと。顔が好きだ。大友よ。

 

話は少し進んで、高校に進学した夏芽たち。

相変わらず大友は持ち前の明るさなのか周りに沢山友達がいて、爽やかな顔してご飯食べてて。そんな時、周りの女の子たちが夏芽のあの忌まわしい事件について何も知らないのに色々言い出したとき、同調してしまうのは高校生ならなおさらで大人でもあり得るけど、大友は絶対しないんだよね。冷めた軽蔑した目で「お前らさあ、品ないよな。俺飯食う気失せた。」って言い放つ大友。爽やかな直前の笑顔とは打って変わって冷めた顔。ここの表情というか目の切り替わり方痺れた。

ひとりでグラウンドでご飯食べてる夏芽のところに弁当持って会いにきた大友。弁当持ってグラウンドバックに立ってる姿、あまりにも青春を絵に描いた男すぎる。爽やかすぎる。眉毛を整えようが整えまいが、とにかく顔がよくて困った。並んで弁当食べるところ、コウちゃんの心配をしてる大友。お願いだから腕まくりしないでほしい。恋が加速するので。「お前もコウもさ、あの頃特別に見えたからな。」うん。そうだ。

 

印象的な、大友を象徴する赤い椿のシーン。画像で良く椿を吸ってる重岡くん姿を見たことがあったんだけど、まさか溺れるナイフだったとは。勝手なイメージだけど色で言うと大友のイメージカラーはオレンジとか赤とか暖色系で。一面に咲いてる赤い椿が綺麗で、あの日から笑ってこれなかった夏芽を笑わせられるんだよね。勧められるがままに夏芽は赤い椿を吸ってて、笑ってるんだけど、「望月さ、困ったことあったら俺に言うていいからな。」って大友が言ったと同時にコウちゃんがバイクで走り抜けていくの。夏芽のこと冷めた目で見ながら。夏芽は身体ごとコウちゃんに引きつけられるかのように振り向いて椿を落とすんだよね。大友を象徴するような赤い椿を踏みつけながらまるで「望月さ、困ったことあったら俺に言うていいからな。」の大友の言葉ごと、大友存在ごとコウちゃんが踏みにじっていったように。ここで一度だけ、大友は夏芽になのか、コウちゃんに向けてなのか2人の特別な繋がりに対してなのか分からないけど諦めたような冷たいような目をしてて。初めて知ったけど、赤い椿の花言葉「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」なんですね。そうか..........。大友。

 

夏芽とコウちゃんが会って、もう元には戻らないことを悟った後、びしょ濡れで帰ってきたシーン。自分が首にかけてたタオルを夏芽にかけてあげる前にちょっと匂いを嗅ぐの、リアルで少しだけクスッとした大友のかわいいところ。変に抱きしめたりしないのがまた大友の誠実なところで、良いところ。

バッティングセンターでガリガリ君食べる大友。世界でいちばんボーダーのTシャツとガリガリ君が似合う。バッティングセンターも似合う。家を継ぐのは兄の話。「ここにいたら見えへんものがあると思うし。お前かて出ていくんやろ?」大友には想像以上に色んなことが見えているんだろうなって思わされたシーン。そのあと甘噛みして「ナイスバッティング!」連呼しながら夏芽のこと笑わせるの。もしかしてこの時はもう夏芽のこと好きだとか、そういう感情よりも「笑わせたい」気持ちが強いのかなと思ったりして。夏芽の心の支えになっていく大友。映画の約束をしたあと、夏芽はペディキュア塗るのね、4本は群青色っていうのかな。それよりももっと深い深海みたいな青で、きっとコウちゃんをイメージしたらあんな色なんだらうな。その中に1本だけあの赤い椿みたいな色で塗るの。きっと大友をイメージした色。あのオタク界では有名な椿咥えた重岡くんはあの映像だったのか.............と床に崩れ落ちたシーン。夏芽の中には2人の存在があるんだろうな。

 

映画に行く予定の日、夏芽は風邪をひいて寝込んでて。家に大友はお見舞いにいくんだけど、きっともう頭の中ではキスしようと思っているのか付き合うことを切り出すつもりなのか分からないけどソワソワして高校生らしいウブな感じを醸し出してて。そこがまたかわいくてかわいくて。リアルで上手いなってところだった。きっと誠実な大友だからこその心の中での戸惑いとかを映像にしたらああなるんだろうな。着替え終わった夏芽と話したくうちにお互いの眉毛をいじり始めて、だんだん距離が近づいていってキスをするシーン。いやらしさもなくてだけど胸をキュンとさせられる大友のナチュラルなキスシーン。ずっと「望月」って呼んでたのに一度だけ、ここだけ「夏芽」って呼んだんだね。夏芽もずっと大友は笑わせようとしてくれていたのを分かってて「大友、頑張らなくていいよ」っていうの、でも大友は「いや、頑張らして」って。ずっと笑わせようと頑張ってたもんね。ここがいちばん胸がギュッとしたかもしれないな。

 

あのカメラマンが学校までくるシーン。「君たち2人お似合いだね」って言うんだけど、それって全くの嘘というか。言葉って難しいな。上手い言葉が見つからないんだけど。夏芽はやっぱりコウちゃんと心の結びつきが強くて、だからこそコウちゃんと一心同体みたいな部分があって。2人でいると独特な十代特有の危うげな雰囲気だったんだろうな。大友は夏芽にとって良い人で、良い意味でも悪い意味でも良い人で。人間としてダメな部分というか"影"の部分が全くなくて嫌味も危うげな空気も儚さもなくて、どちらかというとコウちゃんとは正反対で。大友と一緒にいると笑えて楽しくて、幸せなんだろうけどそれって夏芽にとっては精神的に心の結びなら幸せではなくて。だから大友じゃダメだったなんだろうなと思ったり。

 

夏芽が別れを切り出すシーン。「コウか?」「俺じゃダメなんか?」「嫌いになって」の後、「大好きじゃ」って言いながら押し倒す大友。「ありがとう」って泣き崩れる夏芽に最後の最後まで「笑ってや」を連呼する大友。最後の最後まで夏芽に笑っていて欲しかった大友。きっとずっとあの日から夏芽には笑っていてほしくてそばにいて、バッティングに連れて行って、付き合って。もちろん好きなのは好きだったんだろうけど、笑って欲しかった気持ちが誰よりも何よりも強かったんだろうな。夏芽の心の中からコウちゃんは消えなくて、それでもそばにいて、ただただ笑っていて欲しかった大友。最後の最後まで夏芽を笑わせた大友。幸せになってくれ。絶対にこれからの人生で素敵な人を見つけて幸せになってくれ。一生のお願いだから。あの握手から始まった2人の関係、「友達や」の握手で終わりを告げるのあまりにも切なくて苦しい。

 

大友よ、何処かで絶対に幸せになってくれ。

 

まるで青春を体現したかのような大友。夏に会いたくなる大友。とっても素敵な役だった。

そして重岡大毅くん、素敵な役に作品に出会わせてくれてありがとう。大友に初めて溺れた2020夏ずっと忘れないよ。

 

24時間テレビ主演ドラマ、どうかお身体に気をつけて走り抜けてください。